福島県大熊町役場 本庁舎様

物件名
福島県大熊町役場 本庁舎
製品名
スタンドサイン 他


大熊町は、東日本大震災で東京電力第一原子力発電所の影響で本年まで帰宅困難区域でした。
大熊町役場本庁舎は、地元にとって復興の兆しとして建設されました。
設計段階からお客様と様々な打合せをさせて頂き、お客様の要望に応じられる様心掛けました。
最初の図面を見た時は、どうやって作るのか、どうやって施工するのか、無事に工期に納まるか、と日々不安でしたが、今はこの仕事に携われ、私自身の糧となっています。


受注に至ったポイントは、2点です。
① 塗装色等でご要望があり、数多くの塗装サンプルの中から厳選後、ご提案させて頂き承諾をえたこと
② 打合せ段階から密にお客様と連絡を取り、商談させて頂いたこと



今回、切文字・箱文字・銘板・建植サイン等、弊社が主力とする製品が多くありました。
弊社では、ステンレス材を加工し、製品を製作することが大半をしめます。
しかし、三角形型スタンドサインの材質は耐候性が高く、意匠性も持ち合わせた、コールテン鋼材なのが特徴で、塗装仕上(ウェザーコート処理)を行っています。


コールテン鋼材のスタンドサインを手配するのは初めてだった為、製作側・設計・お客様、それぞれの要望を全て適える為に何度も打合せを行いました。
製品が完成した際は、お客様より仕上がりが大変良く、施工もし易かったと嬉しいお言葉を頂きました。また、完成したスタンドサイン等は、テレビや新聞で広く紹介され、喜びを感じました。