研創電子カタログvol.50
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297受注生産品規格サイズ別注オーダー可能製品建物の安全を神に祈り、建築時の思いを時に刻む。古くから行われる良き伝統の儀式を絶やすことなく。定礎式の薦め 〜定礎式(ていそ)の意義〜 定礎祭(ていそさい)ともいいます。訓読では(いしずえさだめのまつり)と読んでおります。定礎式とは、建築物に建設の趣旨、その経過ならびに施主、設計者、施工者、工事関係者などの名を刻んだ銘板を埋納し神に祈って安全に礎石を据えつける儀式であります。もう少し具体的に説明しますと、皆さんが、どこかの会社を訪問されたとき、玄関に入って左側(一階)などに、よく、左写真のような文字を見かけることがあると思います。この「定礎」と年月日が書かれてあるのが定礎石で、その奥に定礎箱が埋納されています。すなわち定礎式とは、ある一定の柱(一階)に穴をあけて、そこに、この定礎箱を入れそれを定礎石で蓋をする、それまでの行事が、定礎式であります。定礎式を行う時期 鉄骨鉄筋コンクリート建てのような近代建築の場合、その礎石を据え定めようとする際、氏神様や家屋の守護神などを、お祀りして、その落成と建築物の長久的な堅固安全を祈願する祭儀であると、このように定礎式を解釈するならば、普通は工事に着手する前の祭儀として執り行われるべきものです。しかし実際問題として、主体構造が出来上がらなければ、この儀式を行うことが出来ないので、普通、今日では、主体工事が終わって、仕上げ工事に入った頃合いに、この定礎式が一般に行われております。定礎名鈑・定礎箱

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